320億光年彼方の幻夢郷

思ったこと、感じたことをのんびり書きます

夜は静かに

太陽の没落、それは母の死 秋の夕暮れ、乾いた風が夜を運ぶ 暗闇が降り、海と地を冷たく濡らす 天蓋、真黒な幕を下ろして 空、独りぼっちの孤児が泣く 叢雲のハンカチーフを拭って ザアザアサワサワキュウキュウと 合わせて、虫が夜に泣く サワサワ、風は光…

扉の向こう

灰色の惰眠、覚めて横たわり 部屋の黄ばむ壁が世界の果て 暗い辺境、沈黙の荒野 ただ小さな扉が一つ 横たわって、ただそのままに おもむろに扉を開ける いつでも扉は啓けている その扉の向こう、その彼方彼岸の けばけばしい海原の 色彩と音色、ほとんど無限…

【超意訳】 King Crimson - 21st Century Schizoid Man

肉球に仕込まれたアイスピックロボトミーの指揮者が叫ぶ疑獄の心の扉を前に歴史の終わりのスキッツォイドマン 魔女裁判 戦争機械偽善に焼かれる偽善者健常者はガソリンを飲まされ歴史の終わりのスキッツォイドマン キノコ雲の種 盲人の渇望エゴの餓死 血みど…